セットアップガイド

以下の手順で、Claude Code のテレメトリを Aimeterly に接続します。まず自分の端末 1 台で受信を確認し、そのあと組織へ配布します。追加の開発は不要です。

はじめる前に

  • 自分の端末 1 台での確認は、Claude Code を使う本人が行えます。Claude Code テレメトリの組織内への有効化と設定の配布は、組織の管理者が実施します。
  • キャプチャされる各コンテンツ項目は、約 60KB で切り詰められます。
  • Aimeterly に表示されるコストはテレメトリから算出した概算であり、Anthropic やクラウド事業者による請求額とは異なる場合があります。

概要

Aimeterly はマネージドサービスです。Claude Code 用の設定スニペット(env ブロック)を配布すると、Claude Code が専用エンドポイントへ利用テレメトリを送信し、数分以内にダッシュボードへ表示されます。手順は「まず自分の端末 1 台で受信を確認 → 組織へ配布」の順です。配布方法は、Claude Team / Enterprise プランの管理画面から一括配布する方法と、managed-settings.json を各マシンに配置する方法の 2 つがあります。組織内への配布は、組織の管理者が実施します。

1. サインアップして組織を作成する

アカウントと組織を作成します。組織名は個人名やチーム名で構いません。メールで登録した場合は、確認メールのリンクを開いてからサインインしてください。組織を作成すると、専用の取り込みエンドポイントと取り込みトークンをセットアップ画面で発行できます。新規組織にはすべて 14 日間の Pro トライアルが付きます。

2. まず自分の 1 台で試す

組織へ配布する前に、自分の端末 1 台で Aimeterly へ送信できることを確認します。先に 1 台で確認しておくと、うまくいかない場合の原因を、トークンやネットワークの問題と配布(管理画面 / MDM)の問題とに切り分けられます。

  1. セットアップ画面で取り込みトークンを発行します。平文は発行時に一度だけ表示されます。
  2. お使いの OS のテストコマンドをコピーし、新しいターミナルに貼り付けて実行します。Claude Code が起動します。
  3. プロンプトを 1 回送信します。テレメトリはバックグラウンドで送信されます。
  4. セットアップ画面に戻って接続確認を開始します。受信すると状態が「受信を確認しました」に変わります。

<YOUR_INGEST_ENDPOINT> と <YOUR_INGEST_TOKEN> は、セットアップ画面に表示される実際の値に置き換えてください(画面からコピーしたテストコマンドには実値が入っています)。送信間隔を短縮するテスト用の環境変数が含まれているため、このコマンドを配布用の設定に転用しないでください。

macOS / Linux(bash, zsh)

export CLAUDE_CODE_ENABLE_TELEMETRY='1'
export OTEL_METRICS_EXPORTER='otlp'
export OTEL_LOGS_EXPORTER='otlp'
export OTEL_EXPORTER_OTLP_PROTOCOL='http/protobuf'
export OTEL_EXPORTER_OTLP_ENDPOINT='<YOUR_INGEST_ENDPOINT>'
export OTEL_EXPORTER_OTLP_HEADERS='Authorization=Bearer <YOUR_INGEST_TOKEN>'
export OTEL_METRIC_EXPORT_INTERVAL='10000'
export OTEL_LOGS_EXPORT_INTERVAL='5000'
claude

Windows(PowerShell)

$env:CLAUDE_CODE_ENABLE_TELEMETRY = '1'
$env:OTEL_METRICS_EXPORTER = 'otlp'
$env:OTEL_LOGS_EXPORTER = 'otlp'
$env:OTEL_EXPORTER_OTLP_PROTOCOL = 'http/protobuf'
$env:OTEL_EXPORTER_OTLP_ENDPOINT = '<YOUR_INGEST_ENDPOINT>'
$env:OTEL_EXPORTER_OTLP_HEADERS = 'Authorization=Bearer <YOUR_INGEST_TOKEN>'
$env:OTEL_METRIC_EXPORT_INTERVAL = '10000'
$env:OTEL_LOGS_EXPORT_INTERVAL = '5000'
claude

権限について

  • このコマンドは実行したターミナルの環境変数にだけ効き、Claude Code の設定ファイルは編集しません。Claude Code を導入してログイン済みの端末であれば、OS の管理者権限は不要です。環境変数はそのターミナルに残るため、確認が終わったらターミナルを閉じてください。
  • Claude の管理設定(サーバー管理設定 / managed-settings.json)で OpenTelemetry の送信先が固定されている端末では、環境変数で送信先を変えられません。その場合は、組織の管理者に次節以降の配布を依頼してください。
  • Aimeterly では、組織を作成したアカウントがオーナーになります。チームの管理者はあとから招待できます。

届かないときに確認すること

  • ユーザー設定(~/.claude/settings.json)の env に OTEL_EXPORTER_OTLP_ENDPOINT などの送信先が書かれている端末では、その設定が環境変数より優先されることを当方の環境(Claude Code 2.1.291・macOS)で確認しています。確認の間は、設定ファイルのバックアップを取ったうえで該当キーを外すか、`claude --settings {"env":{...}}` のようにセッション限定で上書きしてください。
  • テストコマンドのトークンがプレースホルダのままになっていないか確認してください。
  • Claude Code をいったん終了し、テストコマンドで起動し直してからプロンプトを送ってください。

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3. 設定スニペットを取得する

アプリ内のセットアップ画面で設定スニペットをコピーします。実際のエンドポイントとトークンが埋め込まれた、下記の例のような内容です。スニペットは必要な環境変数の単一情報源であり、手作業で組み立てる必要はありません。同じ内容が次節のどちらの配布方法でもそのまま使えます。

{
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_ENABLE_TELEMETRY": "1",
    "OTEL_METRICS_EXPORTER": "otlp",
    "OTEL_LOGS_EXPORTER": "otlp",
    "OTEL_EXPORTER_OTLP_PROTOCOL": "http/protobuf",
    "OTEL_EXPORTER_OTLP_ENDPOINT": "<YOUR_INGEST_ENDPOINT>",
    "OTEL_EXPORTER_OTLP_HEADERS": "Authorization=Bearer <YOUR_INGEST_TOKEN>"
  }
}
セットアップ画面を開く

<YOUR_INGEST_ENDPOINT> はセットアップ画面に表示される取り込みエンドポイントに、<YOUR_INGEST_TOKEN> は発行時に表示されるトークンに置き換えてください。トークンの平文は発行時に一度だけ表示されます。紛失した場合はトークンをローテーションして再発行してください。

4. 設定を配布する(2 つの方法)

スニペットの配布方法は 2 つあります。Claude Team / Enterprise プランで claude.ai にログインして Claude Code を使っている組織は、管理画面から貼り付けるだけで全員に配布できる方法 A が最も簡単です。MDM などのデバイス管理を運用している組織や、方法 A が使えない環境(Amazon Bedrock / Google Cloud などサードパーティプロバイダ経由の利用)では方法 B を使います。配布する内容(env ブロック)はどちらも同じです。

方法 A: Claude Team / Enterprise プランの管理画面から配布する

Claude の Team / Enterprise プランでは、管理者が claude.ai に設定 JSON を登録すると、Anthropic のサーバー経由で組織メンバー全員の Claude Code に自動配布されます(サーバー管理設定 / server-managed settings)。MDM や各マシンへのファイル配布は不要です。

  1. オーナー(Owner / Primary Owner)権限のアカウントで claude.ai にログインし、「Admin Settings → Claude Code → Managed settings」を開きます。他のロールではこのページを表示・編集できません。
  2. エディタにスニペット(settings.json と同じ形式の JSON)を貼り付け、取り込みトークンを実際の値に置き換えて保存します。
  3. メンバーの Claude Code には、次回起動時または約 1 時間ごとの自動更新で設定が届きます。テレメトリ設定の反映には Claude Code の再起動が必要なため、メンバーに再起動を案内してください。
  4. 設定内容によっては、メンバー側の起動時に管理設定の承認ダイアログが表示されます。内容を確認して承認するよう伝えてください。

サーバー管理設定は組織全体へ一律に適用され、メンバーが組織アカウント(claude.ai へのログインまたは組織の API キー)で認証している場合に配信されます。Amazon Bedrock / Google Cloud / Microsoft Foundry などサードパーティプロバイダ経由の利用では配信されません。また、サーバー管理設定が 1 つでもキーを配信している間は、各マシンの managed-settings.json は無視されます(両方式の併用時は注意)。

方法 B: managed-settings.json を各マシンに配置する

スニペットを managed-settings.json として保存し、各マシンの OS レベルの管理設定パスに配置してから、通常のデバイス管理ツールで組織内に配布します。このパスの設定は最優先で適用され、個々のユーザーが上書きできません。

  • macOS: /Library/Application Support/ClaudeCode/managed-settings.json
  • Linux: /etc/claude-code/managed-settings.json
  • Windows: C:\Program Files\ClaudeCode\managed-settings.json

従業員のマシンへの配布は、組織の管理者の責任で行います。Windows の旧パス(C:\ProgramData\ClaudeCode)は Claude Code v2.1.75 以降サポートされません。

5. 接続を確認する

設定を配布したマシンで claude を起動し、数分間使用します。テレメトリはバックグラウンドで送信されます。セットアップ画面に戻ると、データが届き次第、通常 5 分ほどで状態が「接続済み」に変わります。

接続済みになったセットアップ画面。最終受信時刻とダッシュボードへのリンクが表示されている
テレメトリが届くと、セットアップ画面の状態が「接続済み」に変わります(デモ画面)。

状態が「接続待ち」のままの場合は、設定が届いているか(方法 A は Claude Code の再起動と組織アカウントでのログイン、方法 B はファイルの配置パス)と、エンドポイント・トークンが正しく入力されているかを確認してください。

6. コンテンツキャプチャを有効化する(任意)

コンテンツキャプチャは、プロンプト・応答・ツール入出力の内容を記録します。4 種別はすべて既定で無効で、組織が種別ごとにオプトインします。セットアップ画面で種別を有効化すると、対応する Claude Code 側のログ設定がスニペットに追加されるため、変更を反映するには配布済みの設定(管理画面の JSON または managed-settings.json)を更新する必要があります。なお、コンテンツキャプチャの有効化は Pro プラン以上(トライアル期間中を含む)で利用できます。

コンテンツキャプチャの有効化、従業員への通知、必要な同意の取得は、組織の責任で行います。記録される具体的な範囲はプライバシーポリシーをご覧ください。 プライバシーポリシー

有効化する範囲・閲覧者・保持期間・従業員への通知をどう決めるかは、次の記事で解説しています: Claude Code のコストを社内で可視化し、監査・統制する方法